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美容師が思う縮毛矯正という技術に対して気をつけたり、大事に思っている事をなるべくわかりやすくお伝えできればと考え少し小言を綴ってみます♪
2020年08月03日 更新
縮毛矯正という技術で一番大事な事はなんでしょうか?
今、沢山の美容室があって沢山の美容師さんがいて様々な意見があると思いますが、僕が大切に思っている事は毛髪を診断する目だと思います。そこはもうお医者様と一緒ですね。
病院に行き、どういう症状でどこが痛いのかを聞き、こういう病気なのでこういうお薬を出しますという判断力です。
髪の毛もまず見た目で判断します。どういう髪質なのか、クセの強さなど。
その次に触診、手触りで髪の毛のダメージ、固さ生え癖、キューティクルの残り具合を確認。
そしてお客様にこれまでのカラーなど経歴を聞きます。
そうしたもろもろを診断し、その日施術する薬を決めていきます。
実はこの薬剤選定がしっかりできるかが一番大切で奥が深いです。
もちろんそこに美容師さんの経験と知識の差がはっきりと出ます。
ちなみに縮毛矯正の失敗で一番多いのがここの薬剤選定の間違いです。
薬が弱くても伸びないし強過ぎても髪の毛がダメージでちりちりになります。いわゆるビビり毛ですね。
髪質によってベストな薬を使うのに試行錯誤します。
単純にクセ毛と言っても種類があります。波のようにうねる波状毛。
ねじれも生じる捻転毛。縮れてチリチリになっている縮毛。
美容師はまず視診でクセの種類を見極めます。
その後、触診。
乾燥毛なのか油分の多い髪なのか。
硬毛なのか、軟毛なのか。
生え癖はどっちをむいているのか。
生え癖自体は直すことはできないので、どう対応するかはお客様と相談して決めます。
最後に、問診ですね。お客様にこれまでの髪の毛の経歴を聞きます。
これは本当に詳しく正直に答えていただけるとうれしいです。
たとえば前回いつカラーしたのか、それはサロンカラーなのかホームカラーなのかによっても対応が変わってきます。
髪の毛は一ヶ月約1㌢~1.5㌢ほど伸びます。
今ある髪の長さから推測して二年前、三年前の経歴まで聞くこともあります。
こうして全て把握した上で使う薬を選定します。
薬剤塗布がうまく出来ないなんて美容師はいません。もちろんアシスタントの練習段階は別ですが。
問題はきちんとダメージ部分に対しての処理や塗りわけができるか。
上の写真のような場合は二種類の薬を使います。
カラーはしてあるものの毛質としては硬く薬剤が浸透しづらい。根本と中間には少し強めの薬を使います。
毛先はうねりが強くでているがダメージが少々気になる。同じ強さの薬ではより痛んでしまう危険性があります。
薬を少々弱めて、栄養をいれて補強するトリートメントを使います。
前処理などのトリートメントは別料金でいただいてるお店がほとんどだとは思います。
美容師側としては仕上がりのダメージや艶、手触りにものすごく差が出るので是非オススメするのですが、プラス料金に抵抗もある方が多いのも現実です。
ダメージの具合によっては薬を3種類使ったり、危険な場合はお断りすることもあります。
薬剤選定、薬の浸透さえ完璧に出来ればアイロンなんて実は本当に簡単なんです。力加減など微妙な経験は必要ですが技術としてはそこまで難しいものではありません。
縮毛矯正に関してほんの一部ですが美容師さんたちが思っていること、クセ毛に悩む人によりよい毎日を過ごしていただけるように日々、考え勉強していることを少しでもお伝えできたら嬉しく思います♪
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