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当店でも人気なメニューとなってきた【酸熱トリートメント】まだ施術されてないお客様にも【改質改善】という言葉が気になって、興味がある方が多く見受けられます。
新しい技術な分、お客様方への説明や私たち美容師も酸熱トリートメントについてわかりきっていないところがあったかと思います。
今回のコラムは導入から一ヶ月以上経って私たちが施術し、「効きを長く持たせるにはこんなケアをすればいいのか‼︎」とか「やってみて初めてわかったけど、こんなこともできるのか‼︎」などなど、お客様からのレビューを元にお客様にためになる情報を書いていきたいと思います。
2019年06月28日 更新
体感して特にすごい‼︎と思ったことはとにかく【艶感】です。
トリートメントをして綺麗にブローしたとしても出せないような、まるで髪の毛一本一本がキラキラ光るような輝きを放ちます。
施術前と後では全くと言っていいほどの違いが見て取れます。
【酸熱トリートメント】はトリートメント成分の他に、酸性の液体による収斂作用(しゅうれん)のおかげで髪の毛表面のキューティクルがぎゅーっと閉じた状態になりますので通常の水に濡れた状態よりもキューティクルの開きが少ない分髪の毛一本単位でも、髪の毛表面がツルツルの鏡面のような状態に整い、お客様史上最高のツヤ感が得られるのです。
またツヤ感は表面の整い方だけではなく、髪の毛内部の水分量によって持続力が変わってきます。
表面をストレートアイロンで整えたとしても、内部補修がしっかりされていない髪の毛は静電気が発生しやすく、外的要因に弱いパサつきやすい髪の毛になってしまいます。
しかし、酸熱トリートメントはその内部補修も酸の収斂作用と同時に行うので表面と内面の両方がツヤ感を最大限に発揮する髪質に改善してくれるので、今までのトリートメントよりも長い時間艶々の髪の毛が手に入ります。
二つ目に思ったことはトリートメントとは思えない【持続力】です。
当店ではoggiotto(オッジィオット )という重ね付けするサロントリートメントを使っています。
このオッジィオット単品ではどうしてもトリートメントの性質上、10日〜2週間の持続力しか体感できないかと思います。
重ね付けするようなトリートメントなので髪の毛の内側にはしっかりと補修成分が残っていますが、髪の毛表面の質感はどうしても低下してしまいます。
これに対し、酸熱トリートメントは酸の力が強く働いているおかげでキューティクルがしっかりと閉じた状態が一週間ぐらい続きます。
トリートメントの作用はオッジィオットよりも多様な悩みに対応できないものの、キューティクルが閉じた状態が長く続くのと、【熱】を与えることで髪の毛の内側との間に通常のトリートメントよりも強固な結びつきをしてくれることにより、長い持続力が生まれます。
またトリートメント効果の低下は髪の毛表面のキューティクルの状態に左右されます。
キューティクルが閉じていない髪の毛はいわば穴だらけの古い水道管のようなもので、水が通るたびに錆びてしまったところから穴が空いてしまい、穴が空いたところは水流で少しづつ穴が広がり、水道管の中のお水が出ていく量が多くなってしまいます。
髪の毛も導水管と呼ばれる水分が通る管があってそこに水が流れ込むとパーマやカラーでできてしまった脆い組織を水が出入りするたびに削ぎ落としてしまいダメージが進行してしまいます。
酸熱トリートメントはその穴をキューティクルの締まりと熱による形成力で穴を小さく、広がりにくい状態に仕上げてくれます。
ダメージの進行の要因である、毎日のシャンプーや摩擦から髪の毛を守り、補修成分が外に出づらい分、トリートメントしたての状態が一週間ほど続きます。
そこから少しづつトリートメント成分が出て行くので最初の持ちだけでもだいぶアドバンテージがあることがわかります。
毎日のシャンプーでシャワーを浴びると髪の毛が中性のお湯に繰り返し触れることにより、酸性だった髪の毛の状態が徐々に等電帯と呼ばれる髪の毛本来の弱酸性の状態に近づきます。
するとこの付近で髪の毛のキューティクルは正常な状態である等電帯の状態に移ってきますので、ここで初めて普通のトリートメントと同じように、トリートメント成分が徐々に抜け落ちていってしまうので長い持続力が出る、というわけです。
上記のメリットだけでも今までなし得なかった特性を発揮している酸熱トリートメントですが【髪質改善】を本気でしたいお客様に繰り返しの施術をして思ったのが繰り返しの施術によりその特性が倍増する点です。
私のお客様で酸熱トリートメントを繰り返しおこなって行くお客様が多数いらっしゃいますが、繰り返し施術させてもらうたびに、今までよりもさらにすごい【艶感】と【持続力】が増していってます。
最初の施術で少しエイジング毛(表面にふわふわした髪の毛のあるような髪質)のお客様が艶やかでみずみずしい艶感に変わりボリュームも収まりました。
次の来店時にも同じように酸熱トリートメントを施術しましたが、少し広がりやツヤ感は減退していたものの、最初に施術する前の状態はずっと扱いやすい髪質だったとの感想をいただきました。
そこから2回目の施術をしたわけですが、初回よりもさらにツヤ感は出ますし髪の毛の収まりも初回よりずっと自然で美しい仕上がりになりました。
さらにそこから3回目をおこなったわけですが、2回目にご来店されたときよりも広がりはないしツヤ感は損なわれていませんでした。
最初の髪質の状態まで戻る、ということはなく、より良い髪質の状態から、さらに髪質を向上させていく感じになっていきました。
最初はどうしても縮毛矯正と比べてしまって髪の毛の収まりの持続力が悪いかなーとか思っていましたが繰り返しの施術によりそのすくもう矯正の方が優っていたと思っていた髪の毛の状態よりもずっといい質感になったと感じました。
しかもノーダメージです。すごい!!
ここまで酸熱トリートメントを褒めちぎってしまいましたが劣ると言いますか少しやりずらい部分も見えてきたことは確かです。
まず一つがカラー・パーマのかかりが弱くなるという点です。
酸熱トリートメントを施術した後のカラーやパーマをする際、若干パーマのかかりが弱かったりカラーの入りが悪かったことがあります。
これは酸熱トリートメントの特性である酸性の状態がアルカリ剤の反応を邪魔しているという可能性が考えられます。
通常髪の毛は弱酸性です。この状態にアルカリの薬液が付着することで反応を起こすわけですが、酸性の髪の毛についたアルカリ剤に触れると付着した部分が通常の反応より酸性状態に傾きます。
そうするとアルカリ領域で起こる反応が弱くなるため反応が鈍り、通常よりも反応が弱い分薬剤がいいパフォーマンスができなくなってしまいます。
しかしこれは酸熱トリートメント施術から一週間立っていない状態の時にそのようなことが起きました。
なので時間が経ち、通常の髪の毛の状態である弱酸性の状態に戻っていればこのようなことは起こりません。
なので酸熱トリートメントをした後の施術はしっかりと一週間から十日は期間を開けて施術してあげればこの問題も解消できますので恐れることはないかと思います。
またもう一つお客様から意見をいただいたのが独特の匂いがしたという点です。
カラー・パーマをした際も少し気になると思いますが薬液の独特な残臭があるかと思います。
これは髪の毛の成分が酸性・アルカリ性に傾いた状態の時に出てしまうため、どうしても避けられないことと言われています。
特にこの残臭は水に濡れた時に発生してしまうのでシャンプーをして乾かす時に感じることが多く、お客様に意見をいただくことが多かったですがこれも薬剤の特性をしっかり理解すれば防ぐことができます。
一つはヘマチン含有のシャンプーを使うということ。
ヘマチンとはトリートメント成分を定着化させたり、カラーパーマの持ちを良くしたりする成分が含まれていますが、その中に髪の毛の残臭を除去してくれる効果もあります。
アッシュで取り扱いの多いシャンプーでアマトラのQuO(クゥオ)という商品があるのですがこれはヘマチンを含有していますのでこちらを併用してみるといいかと思います。
また施術中はチェンジリンスをしっかりするのが残臭を残さないコツになります。
チェンジリンスは薬液を流す時に流し台に流した薬液と,その流すのに使ったお水をためて髪の毛についた薬剤を徐々に落とす手法で、少しずつ流すことによって水のPh領域である中性に近ずけます。
水だけで流しても酸性・アルカリ性の領域が急激に変化することは難しく、中和反応が起こると髪の毛にも負担がかかってしまいます。
なので徐々に近い領域の液体をつけてあげると緩やかに反応が起き、髪の毛のPh値を弱酸性に戻してくれます。
通常のチェンジリンスよりも念入りにおこなっていただくのが、残臭を残さない秘訣です。
私のお客様でメンズの方で酸熱トリートメントをしていただいてる方がいらっしゃいます。
もともとは弱めの縮毛強制をかけていたお客様ですが、そこまでのストレート感は欲しくなくて髪の毛を切るタイミングでボリュームを少し落ち着けたいというお悩みのお客様でした。
縮毛強制よりも自然な仕上がりになる髪質改善で毎回のトリートメントをかねて施術させてもらっているので、アレンジがしやすく、縮毛強制よりも扱いやすい髪質になったと意見をいただけました。
私自身、繰り返しの縮毛強制毛は、髪の毛が炭化(繰り返しのアイロンや縮毛強制の影響で固くなってしまう現象)してしまい、固く、柔らかい質感がなかなか出づらい状態になってしまう方もいらっしゃいました。
そのリスクもなく、髪の毛の質感も向上できるので、女性より髪の毛の短いメンズでも、メンテナンスするような感覚で髪の毛のくせを抑えつつ、整えることができるので扱いやすい髪質を求める男性の方にもオススメなメニューだと思っています。
数多く酸熱トリートメントをしてきましたが、まだ試していないことややってみたいことが二つあります。
一つはブリーチ毛の髪質改善です。
酸熱トリートメントの魅力の一つにブリーチ毛に対しての施術が可能ということで、ブリーチ毛はダメージを受けやすく、パサついた質感になってしまいやすい状態の髪の毛を、根元から毛先までのサラサラヘアにすることができればよりデザイン性の高いデザインが作れたり、ケアに困ってるお客様の、救世主になってくれるのではないかと期待しています。
憧れのサラサラブロンドヘアとか、やってみたいですね。
二つめはデジタルパーマのパーマ復活です。
一度縮毛強制をかけた髪の毛は、酸熱トリートメントでかけたての綺麗な仕上がりに戻すことができました。
縮毛強制とデジタルパーマは結合が外れた髪の毛に、熱を与えるところまでは同じで、そこからストレートに仕上げるのか、巻き髪に仕上げるのかの違いしか大きいところはありません。
なのでストレートで仕上げた髪の毛を綺麗にできたことから、デジタルパーマのかかっている髪の毛も髪質改善しつつ、パーマのかかりをメンテナンスしてあげることも可能だと考えられます。
どうしても既存のやり方(前回と同じように掛け直すなど)で施術してしまうことが多いので、よりダメージがない、コンディションのいい髪の毛の状態でかかりを戻せるようなかけ方を探していきたいと思っています。
酸熱トリートメントはここ二年ぐらいで出てきた新しい技術です。
初めてのものを扱っていくとき、お客様も美容師も期待感もあるなか、ほんの少しですが不安もあったりします。
酸熱トリートメントも一緒でお客様に不都合があったらどうしよう、なんてことを考えながら施術をすることもありましたが、知れば知るほどお客様の悩みにフィットする素敵なものだと考えています。
なのでもっとお客様方に認知してもらって、今のカラーやパーマのように、気軽に施術していただけるようなポピュラーなメニューになってほしいと考えています。
今もカラーやパーマのデザインは無限に出てきていますので、酸熱トリートメントもお客様がた一人一人にあったデザインの提案ができるように、これからも技術や知識を得て、お客様を幸せにしていけるような美容師を目指していきます。
このコラムを読んで素敵だなって思った方はFacebookなど各種SNSで拡散してほしいです。
また、施術してみたい‼︎と思った方は、ページの下の方のクーポンからご予約いただけると嬉しいです。
自分史上最高の艶髪体験をお約束します。

色気のあるヘアスタイルを提案します
社内で10年以上カット講師を務めております。そのカットテクニックでご希望のイメージに合わせた女性像や男性像を作り出します。特に最近はその人から醸し出される雰囲気、色気のようなものを引き出せるようなスタイル提案をしておりますので自分に自信をつけたい、色気を出したい方はぜひご指名ください。
また男性の方々には同年代だからわかるかっこよさや、お悩みを理解したイメージチェンジをご提案させていただいております。特に色気のあるパーマデザインが得意ですのでぜひお任せください。後悔させません。
トリートメントによる髪質改善は絶対の自信があります。今も都内や他県の方からご来店いただき多くの支持をいただいていますので髪質にお困りの方もぜひご相談ください。
社内・社外カットコンテストで数多くの受賞歴あり
Tokyo Beauty Congress 2019審査員特別賞受賞
出身校 仙台ビューティーアート専門学校