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今回は髪の毛とは一体何から出来ており、どんなものなのか。また、普段感じているダメージとは一体どういったものなのかを解説していきます。
2025年12月03日 更新
髪の主な構成成分は、タンパク質(ケラチン)で、全体の80〜90%を占めます。その他、水分(12〜13%)、脂質、メラニン色素などが含まれています。ケラチンは多くのアミノ酸からなり、特に髪に強度と弾力性をもたらすシスチンというアミノ酸を多く含んでいます。
髪の毛は主に3つの層から構成されています。
キューティクル(毛小皮)
髪の1番外側を覆う層で、内側のコルテックスを
保護する役割があります。
コルテックス(毛皮質)
髪全体の約85〜90%を占め、ケラチンタンパク質で出来ています。髪の強度や弾力、水分保持に重要な役割を果たします。
メデュラ(毛髄質)
髪の中心にある層で、空洞になっている部分です。
海苔巻きをイメージしてもらえるとわかりやすい
かと思います。
髪を形づくるケラチンタンパクは、
アミノ酸がつながったポリペプチドから
できています。ポリペプチド同士を
つなげている4種類の結合について解説します。
水素結合
髪を濡らすと簡単に切れてしまいますが、乾かすとまたつながる結合です。ヘアカットの際、髪を濡らすと水素結合が切れ、髪がらかくなります。
塩(イオン)結合
髪は弱酸性といわれるpH4.5
~5.5が1番安定していますが、pHが変化すると塩結合(イオン結合)が切れて髪が傷みます。
シスチン(S-S)結合
パーマはこの結合を利用しています。1剤(還元剤)で結合が切れ、2剤(酸化剤)でつなげています。この結合が切れたとき髪はかなり軟らかくなり(軟化)、特有のにおいがします。
ペプチド結合
髪の命といっていいつながりで、この結合が切れると2度と戻りません。枝毛はこの結合が切れたことからできます。
皆さんは理科の実験でpHというのを聞いたことは
ないでしょうか?
酸性やアルカリ性を表す指標となり、髪の毛にも
大きく関わってきます。
pHは0~14で表され、数字が小さいほど酸性、大きいほどアルカリ性になり、7前後を中性といいます。
髪の毛の等電帯はpH4.5〜5.5とされており、
髪にとって弱酸性が最も健康な状態です。
キューティクルはpHによって開閉します。この性質を利用し、ヘアカラーやパーマなどの薬剤を髪の中に浸透させています。
髪の毛のダメージの原因は様々あります。
それぞれを知っておくことで、ダメージを
防ぐことが出来るかもしれません。
ヘアカラー(ブリーチ)、パーマのダメージ
化学的なダメージ、パーマ剤やブリーチ剤のアルカリ剤、還元剤の成分でキューティクルがはがれ、毛髪内部の栄養分が流出してしまいます。
紫外線(日光)のダメージ
髪が紫外線を受けて火傷状態になるダメージ。
紫外線を浴び続けることでキューティクルが損傷を受け、メラニンが壊れ、髪が少しずつ明るくなります。
アイロン(熱)、ドライヤー、ブローによるダメージ
熱でタンパクが変性してしまうダメージ。生卵を熱すると固まるように、キューティクルやコルテックスが固まってしまいます。
ブラッシングによるダメージ
物理的なダメージ。ブラッシングをしすぎるとキューティクルがはがれてしまい、ダメージします。
カットによるダメージ
物理的なダメージ。カットした髪の断面は内部がむき出しになるので、間充物質が流出しやすく、パサつきの原因になります。
いかがでしたでしょうか?
髪の毛は普段の生活の中でかなり身近な
存在でもありますが、意外と知らないことが
たくさんだったと思います。
食事や生活習慣、ケアの仕方で髪の毛の
綺麗さがかなり変わってくるかなと
思います。
少しでも参考になれば幸いです。
こんにちは!
スタイリストの佐々木です。
私は人と携わる仕事がしたくて、尚且つ友達のヘアスタイリングをするのが好きで美容師という道を選びました。
話題のツイスパなどメンズのパーマスタイルが得意なので、ぜひお任せください!